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2008年12月 1日

例のコーラ。なかなか面白い味でした。「こりゃうめーや!!」って絶賛するような味でないところが、若干残念ではありますが。ブラックと銘打っていたので、てっきりビターな大人向けコーラかと思いましたが、実際は通常のコーラより甘くて、むしろ子供向けかと。なんというんでしょう。プリンの上に乗っかっている、カラメルシロップ。あれプラスコーラって感じでした。いや、はっきり言ってカラメルシロップの炭酸割り?そんな感じでした。


NikonからD3Xが発表されました。90万円だそうです。すごいですねぇ。CanonのEOS 1Dsとがっぷりよつです。車買えちゃうし・・・。


流行語大賞決まりましたね。「グ~!」と「アラフォー」だそうです。まさにアラフォー世代の私ですが、昔だったら「中年」で片付けられちゃうところです。言葉のマジックのおかげで少しだけ気分が若くいられます。でも来年はアラウンドどころかど真ん中です。中身はちっとも成長してないんですが・・・。


さて、11月の読書録。今月もゼロ!
いやー、読書の秋だというのに秋は全く本を読まなかったなぁ。なんだか今は全然本を読む気になりません。またそのうち気が変わるでしょう。


というわけで本日もちっともまとまらないお話で恐縮ですが。どうもありがとうございました。

2008年11月 1日

今月は一冊の本を継続して読んでいて、しかも読み切れなかった。道半ば。
というわけで今月は何もありません。グスン。

2008年9月30日

「最近の天気予報はあてにならなくてこまっちゃうじゃんかぅぃよぉぅっ!!」でおなじみのえだまめっす。こにゃにゃちは。
仕事の都合でいつもよりちょっと早めの読書録エントリーッス。以前、自宅サーバーでブログをやってたときは指定日の投稿が出来たんですが、今のレンタルサーバーでは出来ないんで、1日早くやっちゃいます。
いやーしっかし、9月はたくさん読書するぞーなんて言っておいてごらんの通りッス。いやまったく面目ねえ!まったく面目ねえ!はい、おっぱっぴー。もうなにがなんだか・・・ッスね。

海辺のカフカ (上)
海辺のカフカ (下)
村上春樹氏の作品は初めて読んだのですが、なんともつかみどころが無いと言いますか、私のつかむ能力がないのか、正直なところサッパリ分かりませんでした。物語全体の雰囲気については好感が持てるのですが、肝心なところは一切謎のままであるため私は不完全燃焼でした。
私がこれを最後まで読むことの出来た要因としては、ナカタさんと星野青年の魅力に尽きるのであります。

ガリバー旅行記
私は暇なときにWikipediaを眺めるのが好きです。フリー百科事典と銘打たれているとおり、さまざまな事柄についての記事を読むことが出来るわけですが、従来からある紙媒体の百科事典と違い記事中にハイパーリンクが設けられている点がとても素晴らしい。こんなことは今さら私に説明されるまでもないでしょうが、今さらながら私はそう強く思うわけです。htmlという言語も百科事典のためにある言語ではないかと勘違いしてしまうほどです。
そしてあきらかに私の性格が災いしているのですが、あることを調べるためにAという記事を読んでいても、ついAの記事中にあるBについてのリンクをクリックしてしまい、Bを理解するために読んでいた記事中のCのリンクをさらにクリックしてしまい、これを繰り返すことで、気が付いたらAとはまったく関係のない記事を読んでいた・・・なんてことがよくあります。

だいぶ前置きが長くなりましたが、ある時Wikipediaをさまよっておりますと、ガリバー旅行記の記事を読む機会を得ました。ガリバー旅行記というと小人の国の話が有名ですが、私はこの物語について実際にその程度の知識しか持ち合わせていませんでした。ではせっかくの機会なので読んでみるかと思い立ったのです。
そしてさらに、この作品はかなり古いものであるため青空文庫で読むことが出来るのではないかと思い、探してみると見事にビンゴでありました。

そんなわけでガリバー旅行記を読んでみました。CLIEで読もうかと思ったんですが、最近電池の持ちが悪いのであきらめました。正攻法で紙に印刷することにしたのですが、テキストファイルをそのまま印刷したのでは、ルビやその他の問題があって非常に読みづらいのです。したがって、Microsoft Wordにコピペし、田沼英樹さん作の「青空文庫テキスト傍点ルビ変換マクロ」を用いて編集、さらに自分で読みやすいように整形し、最終的にはA4用紙に両面印刷を行いました。

青空文庫では再配布さらにフォーマット変更も許諾しているので、私がPDF化したものをここに置いておきます。もしガリバー旅行記を読みたい方や、お子さんに読んであげたい方がいらっしゃったら利用してみてください。(A4用紙で66ページ)

PDF版 ガリバー旅行記 ... (1.1MB)

2008年9月 1日

夏も終わりでいまさら感たっぷりの情報だけど、セブンイレブンで売ってる7プレミアム みかんシャーベット マルチが美味くて美味くてやめられねぇよおおぉぉぉふぃふぃひ、でおなじみのえだまめっす。こにゃにゃちは。

というわけで本日から9月です。もう8月は終わったんだぜ?いつまでもお祭り気分でいちゃあダメなだぜ。今日からはもう人生を充実させるための行動で我が身を律し続けるんだぜ!なんて心にもないことを言っちゃうわけですが、小中学生のエブリバデーは読書感想文を原稿用紙3枚分ちゃんと書いたんだろうな?最低2枚半以上は書かないと、えだまめ先生のミラクルパンチをお見舞いしちゃうぜ!

さて、感想文を2枚半以上も書く気などサラサラ持ち合わせていない不良中年えだまめですが、そもそも暑い季節は読書向きじゃないよな?ってことで、今月読んだ本は二冊・・・。
若者諸君!暑い季節は本なんか読むより表で遊べ!読書は「読書の秋」ってくらいなんだから、秋にすればいいんだろ!常識的に考えて!

デッドウォーター
メインテーマは死刑です。死刑を論ずるお話ではなく、死刑を題材としたフィクションの物語(サスペンス)です。
自分の職業への疑問、矛盾、不安。たいてい少なからず持ち合わせているものだと思いますが、こと拘置所職員で死刑を執行する立場にある方の場合、その他の職業に比べて精神的な負担の大きさは想像を絶します。哲学的な思考にもなるでしょうし、考えても仕方ないという思考にもなるでしょう。この方たちの苦痛が無くなる、せめて減らせるようなシステムが出来ればいいのですが、現実はなかなか難しいのでしょうか。無責任な理想論ですが、死刑に値するような犯罪が起こらない社会になることが、一番良いのでしょうね。
裁判員制度が始まる前に、きちんと考えてみないといけないのかも・・・と思う反面、我々一般の人々が持つ平均的感覚を持ち込む方が、裁判員制度の趣旨に合うのだろうかとも思います。難しいですね。

笑う山崎
ヤクザのお話。気楽に読ませていただきました。
花村作品特有の、暴力→セックス→恋愛というパターンで、花村作品が好きな人は安心?して読めるかと思われます。

9月はたくさん読書をするぞ!まぁ話半分で!

2008年8月 1日

鼠先輩の「六本木~GIROPPON~」を歌おうとすると、歌詞だけギロッポンでメロディーはムーディー勝山になってしまうえだまめっす。こにゃにゃちは。

ビート 警視庁強行犯係・樋口顕
樋口顕シリーズが3冊出版されていると知らずに、書店でパッと目に付いたものを手にとってレジへ。読み終わってからシリーズものだと知りました。最後まで樋口さんが主人公だと気付きませんでした。というくらいヒーロー性のない樋口さん。嫌いじゃないです。

リオ 警視庁強行犯係・樋口顕
前述のとおり、シリーズものだったし読みやすかったので、第1作へUターン。さすがにこういう話だと樋口さんが主人公だと分かります。ただ、もしもこの1作目から読み始めたら、私は続編を読まなかったかもしれません。

金閣寺
おっと、ここで三島由紀夫。三島作品を読むのは初めてです。高校生の時に修学旅行で京都に行ったのですが、ちょうどその頃は京都の寺社がゴタゴタしておりまして参拝が出来なかったんですよね。そんなわけで数年前に初めてリアル金閣寺を見ました。感想としては、鏡湖池ってこんな色なんだ・・・です。

朱夏 警視庁強行犯係・樋口顕
というわけで樋口さんシリーズの2作目。1作目より面白いけど3作目ほどではない、といった感じでしょうか。でもなかなか楽しめました。このシリーズは今のところ全ての作品で「子供と教育」がテーマになってるようですね。1+1は2のような明快な答えが出ない問題なので、社会の変化とともに永遠のテーマとなるんでしょうね。


先月同様に今月も4冊。金閣寺を読みきるのに時間がかかってしまいました(笑)いよいよ8月に突入で、私はオリンピック&夏休みモードです。20連休への根回しもほぼ完了し、この夏いよいよ私は昇華するのですよ。フハハハハハ!!!
(な~んにも予定はないんだけどね・・・)

目標 夏季休暇中にフィルム20本の消費!

2008年7月 1日

沈まぬ太陽3 御巣鷹山篇
沈まぬ太陽4 会長室篇(上)
沈まぬ太陽5 会長室篇(下)
こういう本を読むと飛行機には乗りたくなくなってしまいます。少なからず企業というものには「裏側」が存在するとは思うのですが、この話が真実であれば本当に恐ろしいです。交通機関の安全に関する話はもちろんですが、歯止めが効かなくなった人間の姿を読むにつけウンザリしてしまいました。つくづく人間とは慣れてしまう生き物なのだな、と実感させられた次第です。もちろんこの小説は、やや主人公側の視点に偏っていることは否めないと想像させられますが、それにしてもまぁ・・・という感じですね。

「少年A」この子を生んで......―父と母悔恨の手記
この本を譲り受けたので読んでみました。たまたま秋葉原の事件の後に、この本を読む機会を得たので、そのあたりも気になりつつ読んでみました。
死刑廃止論議、少年法、加害者の人権、被害者サイドの救済、加害者の家族・・・。お国柄によっていろいろと考え方に相違があるんでしょうかね。「死刑の有無と凶悪犯罪発生件数に、相関関係はない」ってことらしいですが、私個人としてはそういう問題ではないような気がします。
飛躍しますが、実際に裁判員制度が始まったら、こういった問題についても世論に傾きが生じたりもするんでしょうか。


今月は4冊。今日からいよいよ2008年の後半戦です。今年に入って私の生活が大きく変わりました。ぶっちゃけ仕事ばっかりで楽しくない毎日です。8月に入ったら昨年取れなかった分も含めて、2週間以上休む予定です。土日も含めて都合18連休になる予定ですが、果たしてこの無謀な計画は達成できるのでしょうか?そもそもそんなに休んで何をやるんだ、俺は?旅行に行くわけでもないのに超長期休暇。休暇後に机が無くなってそうなヨカーン!

2008年6月 1日

「こだわりを持ってる風でいて、その実、熱しやすく冷めやすい歩くミーハー」で有名なえだまめっす。久しく懐メロしか聴いていなかったのですが、SuperflyのCDを買いましたぜ。Walkmanに転送して聴きまくりんぐです。iPodじゃねーのかよ?って言われそうですが、iPodは音が悪いので使うのをやめちゃいましたよ。なんであんなに低音割れちゃうのかね?付属のイヤホンで聴いてる分にはいいけど、ちょっといいヘッドホンにしたらアラが目立って「駄目だこりゃ・・・ブンチャッチャ ブンチャッチャ ブンチャッ ピー by いかりや」って感じですよ。
話がそれたけど、帰り道に電車を降りたらボリューム全開でHi-Fiveっす。ここが更新されなくなったら、Hi-Five聴きながら車に轢かれて死んでると思って間違いないっすよ。

震度0
読者はそれぞれ誰を応援するのでしょうか?私が応援しちゃったのは・・・、冬木さん。
でもなんかスッキリしませんでした。さらに言えば「あ、こりゃスッキリしない終わり方かな?」って、話の展開と残りページ数で予想しながら読んじゃったけどさ。

沈まぬ太陽1 アフリカ篇(上)
最近航空機関連の書籍を読むことが多かったせいか、ネットなんかでもそっち系のサイトをウロウロしてます。ここ2年くらい公私ともに飛行機に乗ってません。マイル貯めまくってた頃が懐かしいですが、やっぱり事故の話を読んだりすると恐くなりますね。

町長選挙
沈まぬ太陽の2巻を読むはずが、事情があって急きょこの本を。「イン・ザ・プール」、「空中ブランコ」に続く伊良部医師のお話。相変わらず面白かったですが、空中ブランコほどの破壊力は感じませんでした。前作は電車の中で笑いをこらえるのに苦労しましたからね。

沈まぬ太陽2 アフリカ篇(下)
とういわけで一冊はさんで、沈まぬ太陽と復縁です。
当事者になってしまったらそんなことは言ってられないと思いますが、ひと言で言えば立場の違いと生き方の違いということなんでしょうね。節を通すために10年間耐え続けるというのは、なかなか出来ることではありません。ええ、私はもちろん長いものには巻かれてしまう生き物ですよ。

最近読書録しか書いてないっすねー。写真も撮ってないし、文化的生活を営んでないなー。
脳みそをモミモミして柔らかくしたいです。変なとこモミモミするだけじゃ駄目っす。現代社会では脳の柔軟体操が必要なんすよ!
それでは今回はひとまずこのへんで。

2008年5月 1日

4月は2冊しか読めませんでした。むふー。

田中角栄―その巨善と巨悪
私が総理大臣という存在を初めて認識したのは、田中総理の時でした。「まーこのー」なんてものまねもいたしました。インパクトのある総理でした。そして、子供の頃の思いこみである「総理=えらい人」をぶっ壊してくれた人でもあります。
田中角栄関連の本を読むのは三度目ですが、私が読みたい内容の本にやっとめぐりあえたという感じです。

山下奉文―昭和の悲劇
マレーの虎の本です。以前からこの人に興味があったのですが、本を読むのは初めて。でもちょっと私が読みたい内容ではなかったかな。残念。


結局4月は一日も休めず、この連休も果たして1日休めるかどうか。
仕事が無いって状態に比べれば幸せなのかもしれないけど、さすがにちょっとなぁ・・・。
生きるための労働?なんのための労働?最近は思考が哲学的になってきました。

2008年4月 1日

「これからは休みも取れるでしょう」なんて先日書いたんですが、世の中そんなに甘くなかったようです。なんだかもう・・・的な気持ちに支配されてる最近のえだまめです。

半島を出よ 上
半島を出よ 下
村上龍さんの本は読んだことがなかったのですが、知人からハードカバーをちょうだいしたので、あまりピンとこなかったけれど読み始めてみました。圧倒されるほどの情報量と文章量で、当初読みづらさも感じたものの、上巻半分くらいを過ぎた頃から止まらなくなりました。
圧倒的な暴力を前にした人間の弱さ・切なさ・憤り、日本人の犯した罪、マスコミ主導で思考停止に陥る世論、リーダー不在の社会、想像力の欠如、臭いものに蓋をする国民性・・・。読みながら、とにかくたくさんのことを考えさせられました。
生きると言うことは常に不条理と隣り合わせなのだと。そしてそれから目を背けて生きているだけなのだと思い知らされる作品でした。

死神の精度
気楽に読める伊坂ワールド。死神の精度は死神さんの物語。アマゾンのカスタマーレビューでは4.5ですね。私はグラスホッパーの方が好きかな。短編なのでより気楽に読めます。

なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?
えーと、詐欺師の巧妙な手口をたくさん解説しております。興味のある方はどうぞ(笑)

詐欺師のすべて―あなたの財産、狙われてます
えーと、詐欺師のさまざまな手口をたくさん解説しております。興味ありますか?(笑)私はこちらの方が面白かったです。

結婚詐欺師〈上〉
結婚詐欺師〈下〉
こちらは乃南アサさん著のフィクションです。3月は詐欺三昧でありますが、別に詐欺をしようと画策してるわけじゃありませんので、リアルでお付き合いのあるみなさま、ご安心ください。


「半島を出よ」は面白かったなー。ストーリー自体よりバックグラウンドの緻密さに惹かれました。要は物語の核心より説明が長いってことなんですが、そういったものを読むのが苦手な人には、「読んでると眠くなる本」って評価になることと思われます。

2008年3月 1日

隠蔽捜査
踊る大捜査線の室井さんを思い出しました。内容は全然違いますけどね。世間ではいろいろと悪く言われているキャリアという存在ですが、当事者にしか分からない苦労をたくさん抱えているんでしょうね。とても面白かったので、あっという間に読み終わってしまいました。

査察機長
職業への接し方というものを考えさせられる物語でした。個人的にはなんとなくタイムリーな内容で、読み終わってから私のまわりのことに置き換えて、無責任な自分に結構落ち込みました。

陽気なギャングの日常と襲撃
次は文庫化された「死神の精度」を読もうと思っている次第であります。映画化しなくて結構です。いや、お願いですから映画化しないでください。

機長からアナウンス
あまりエッセーの類とか読まないのですが、査察機長が面白かったので読んでみました。
当たり前の話しですが、世間には自分の知らないことがいっぱいあるのですねー。というか知らないことばかりですね。

機長からアナウンス第2便
そして上の本の2編目。こちらは1便目よりもセキュリティの話とか、航空会社の構造的な話とかが多かったかな。瞬く間に読み終わってしまいました。

墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便
飛行機関連の本を読み続けたせいで、以前から気になっていた日航機墜落事故の本を読んでみました。私が高校生の頃の話ですが、時が経つのは早いものですね。


先月の読書録の最後に書いた「精霊探偵」ですが、話を読み進めたらあまりにも予想外の展開でびっくり。ちょっと「アレ?」って感じでした(笑)

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