2008年末現在、世間の人々が「深夜」と認識する時間帯って何時頃なんでしょう。
年々「深夜」というものが遅くなっていますよね。私自身幼かったと言うこともあるでしょうし、田舎町に住んでいたのも関係しているでしょうが、かつては23時なんてめちゃくちゃ深夜だったと思います。テレビ放送なんて今じゃほとんどお休み無しですもんね。そりゃ眠らなくなるわ・・・。
クリスマスの深夜23時よりNHKのドキュメントを見ました。シェアハウスについて特集していたのですが、こういう生活の仕方もあるのかと、カルチャーショックを受けました。月3万円で大塚にある築40年のビルに住むわけですが、自分のスペースは二段ベッドの自分用の寝床のみ。他はすべて共有スペースです。
とても手放しで万人に勧められる生き方ではありませんし、どちらかといえばある種の覚悟が必要な暮らし方なのですが、もし自分が若かったら、そして今の価値観を持ち合わせていたとしたら、何ヶ月間かはそんな暮らしも悪くないのかな、と考えてしまいました。
基本的に私は共同生活が苦手な人間なのですが、なぜか惹かれてしまったのです。もちろん三日も住んだら、自分には耐えられない!!と音をあげるかもしれませんが、とても興味深かったんですよねー。
もちろんそこにずっと住み続けろと言われたら、正直困ってしまうんですが、期間限定ならいろいろな人から様々な刺激を受けられそうで面白かったです。
ちょっと大げさかもしれないけれど、人間が感じる幸せとかって、突き詰めていくと哲学的になっちゃってよく分からないんです。少なくとも私は。世間一般で言う幸せなんて、結局のところ実はカタチがまちまちだったりするし、「普通が一番」なんて話も聞きますが、普通なんて当てにならないし。
そうは言っても漠然とした「普通というカタチ」のありがたみも充分に分かってるつもりなんですが、なにが言いたいのか自分でも分からなくなってきたので、この辺でやめておきます。
でもこういう番組をクリスマスの夜に観たって言うのも、なんとなく面白く感じました。
最近暖かい日が多いですね。いよいよ冬本番ですね、なんて書こうとした途端にこれですよ。
なにかと思い通りにはいきませんね。
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