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2008年11月12日

新たなる挑戦

私は下戸だ。紛う事なき下戸である。その昔は中ジョッキ一杯を飲み干すことなく、嘔吐した。小さなコップ一杯のビールで酔える、安上がりな男と言われた。過去形で書くのは正しくない。今もってそれは変わっていないからだ。

もともと酒の味が苦手だ。なかんずく日本酒はニオイだけでも苦手だ。近所のおじさんが酔っぱらって我が家に来ると、決まって日本酒のニオイがした。家族がみな下戸であり、小さい頃から酒のニオイに慣れていなかったことも原因のひとつだと思う。しかし正体を無くすほど酔った近所のおじさんを見て、自分はこんなふうになるものかと思ったのが理由としては大きいと思う。心が酒を拒否していたのだ。

時代の移り変わりで片付けていいのかどうか分からないけれど、昔に比べたら街中で泥酔している人を見かけなくなった。ある程度スマートに酒を楽しむのが、世の人々に受け入れられているせいだろう。ヨーロッパに住んでいる友人に聞いた話だと、泥酔して道端で寝ているのはイギリス人くらいだと聞いた。他のヨーロッパの人々は酒についてはかなり行儀がよいらしい。(たいした根拠はないので、間違ってたらイギリスの方々ごめんなさい)

付き合いでの酒とか、嫌なことを忘れるために酔うというのは、どうも私の性に合わない。けれど最近では、楽しめるものなら酒の味を楽しんでみたいと思うようになった。もちろん私がそれを楽しめるようになるのかは不明だ。

とりあえず恥ずかしいので何の酒かはここに書かないが、半月ほど前から家で飲んでいる。酒に弱いので外で飲むのは従来通り控えている。飲んでみて分かったことだが、一緒に食べるものが美味しく感じられる効果があるようだ。私に限ったことかもしれないが、これは発見だ。残念ながら酒の味自体はまだピンと来ない。うまいまずいより、まず慣れることが重要ではないかと考えている。

そして問題がひとつ。ウエストのサイズだ。これには最大限の注意を払いながら、酒と付き合わなければならない。6年前に半年間で10cm以上ウエストサイズを増大させてしまった前科があるので、同じ過ちは繰り返すのはまずい。持っている服を全てリプレースするハメになるのはもう御免だからだ。

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