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2008年9月19日

【山手線一周散歩14】 池袋-大塚

8月13日 17:00 - 池袋駅

池袋駅ひと駅分を歩いただけであるが、既に私の身体にはTシャツがへばりついている。風呂にでも入っているのかと思うほどに、頭からポタポタと汗が落ちてくる。涼しげに歩いている女性などを見ると、どうやったら汗をかかずに歩けるのか伝授してもらいたい気分になってくるほどだ。

さて池袋駅である。池袋駅はもちろん大崎駅ほどではないものの、日に何本か山手線の池袋駅始発もしくは終着車両がある。そのせいか山手線ホームが2面4線設けられている。
東武東上線に乗ると、おとなりの北池袋駅周辺にJRの電車が留置されているのを見ることが出来るのだが、山手線の車両もここに留置されているらしい。

池袋駅で山手線の内側に当たる出口は東口。ビックカメラの歌にもなっていて有名だが「東が西武で、西、東武」と言うやつである。東口には西武百貨店、LOFT、PARCOがあり、駅からやや離れてサンシャインがある。一方の西口は東口に比べるとやや地味な雰囲気だ。東武百貨店と丸井百貨店、それからドラマの舞台ともなった池袋西口公園がある。

煙突明治通り沿いに西武百貨店、PARCOをたどり、駅ビルが途切れたところで左に折れる。
ここからしばらく山手線沿いを歩ける。500mほど歩くと首都高5号線の下に出る。これを右に進んでまた明治通りに出る。山手線の外に出ないようにまた路地へ入り、住宅街を蛇行していく。たびたび住宅街に迷い込む当散歩であるが、地図を見ながら進むのはもちろん、なるべく耳を澄ます必要がある。定期的に聞こえるはずである列車の通過音に注意を払うのだ。これが聞こえなるようであれば、道を間違えて線路から遠ざかっている証拠になる。幸い山手線は運転間隔が短いので内回りと外回りでかなり頻繁に電車が走る音を耳にすることが出来る。

そしてついに私は気がついた。電車の音がしない、と。来た道を戻り、電柱に書かれている住居表示を確認し、注意深く歩く。道の片側だけの住居表示を確認すると、現在位置を誤って認識する恐れがあるので、方向音痴の私は必ず両サイドを確認し自分の位置とどの方向を向いているかを確認する。
山手線沿いではなかなか珍しいと思える1km近い住宅街を抜け、ついに大塚駅前の雰囲気を嗅ぎ付けることが出来た。池袋-大塚間は山手線の駅間では二番目に長いのだが、道程の半分が住宅街だったのはつらかった。
池袋から1.8km、通算17.2km。

六又陸橋

17時35分。迷ったがこの日はここまでにする。
大塚駅前には阿波踊りのための提灯がすずなりだった。

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