にび色の海を抱いた東京っぽい風景を眺めていると、馬鹿馬鹿しいほど現実感を喪失した巨大な雲が現れて、それをトリガーにして勝手にため息がこぼれた。
雲なんてものは実際には手で掴むことが出来ないくせに、さも当たり前のように人様の前へ現れて、綿菓子のオバケみたいな姿を見せたかと思えば、空を洗濯機の排水みたいな色にして人の心に不機嫌な気持ちを押しつけたりする。つかみどころがないくせに影響力の大きいやつだ。
自分も巨大化して、引きちぎったり吹き飛ばしてやったらどんなに気持ちがいいだろうと思う。イライラの化身である自分は、やや無責任に見える雲に殺意を抱いたのだ。だがこの気持ちはかの国が実行したミサイル攻撃なんかじゃ満たせやしない。自分の手足を使うことが重要なんだ。
そのためには巨大化が絶対条件で、出来れば身長は1000mくらい欲しい。それから自由に大きくなったり小さくなったり出来ないとダメだ。大きいままだと食べ物に困りそうだし、その気はなくても人を踏んづけてしまったら業務上過失致死で逮捕されてしまう。また逮捕されたとしても、現在の留置所や拘置所の規格では、そこに入ることが出来ないし、裁判だって大変だ。
さらにはそれだけ身長があると頭が凍えてしまうだろうから、冬に大きいままなのは命がけかもしれない。それから大きいときにうっかりおならが出てしまったら、きっとみんな怒るだろう。いや、これもやっぱり死者が出てしまうかもしれない。
だから普段は小さくなければならないんだ。大きくなるのは雲を引きちぎりたいときだけ。
4連休しちゃったから、社会復帰でけへんわ。あははは。
さて、妙にストレスフルさを感じる文章ですが、
いかがお過ごしですか?
さて、2枚目の写真の様な写真を撮りまくるバイトを
20年ちょい前にやっておったのだよ。
東京都の管理する道路の中央分離帯実地調査ってやつ。
国会議事堂の当りとか防衛庁のまん前とかで職質されたり
オーバーパスの分離帯を撮影するため、2車線を横切って
中央分離帯に立ち尽くしたりとか、本当に時と言う物は
ツライ思い出を良い思い出に変えてくれるものです。
特につらかったのは他のバイトの取り落とした写真の
たった1枚に再撮影の為東京の外れ(実は今住んでいるあたり)
まではるばる行って、冬の夕暮れの中なんだか物悲しいキモチに
なりつつ事務所に戻った事かなぁ。
そう言えば、このことバイトした2つの仕事は店と会社と
いずれも無くなりました。(潰れたとも言う)
クラッシャーなのか、おれ。
さて、現実と向き合うか・・・
今の会社はいつクラッシュするのでしょうか?
うっちぃはクラッシャー…φ(。。)メモメモ