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2008年11月 5日

頑張らない写真

15,200円のカメラはそれなりに頑張ってくれている。最近コンパクトデジカメを使う機会は多くなかったので、他のカメラがどんな塩梅なのかよく分からないのだけれど、使っているととても楽しい。もちろん普段使ってるカメラに比べたらAFは遅いし、ちっともピントは合ってくれないし、ウリのひとつであろう顔認識AFだって、当たり外れが大きすぎてちっとも思った通りになってくれない。でも三日間使ってみて、なんとなくそれでいいような気がしてきた。ピンぼけの写真はそれはそれで味がある。きれいに撮れればいいってもんじゃないんだな。

地下鉄シート私は整理整頓が苦手なタイプなのだけれど、写真データと会社の机の上だけは整頓しているつもりだ。昔から母に「掃除をしろ」とか「片付けろ」などとよく怒られた。だが結局は見かねた母が片付けてしまうものだから、私は整理整頓や掃除をしなかった。たまに思いついたように模様替えをしたりもしたが、あれは若さ故のことだったのだろうか。今はそういうこともなくなってしまった。

しかし前述の通り、写真データだけは割とまめに整理している。でも今回買ったカメラで撮った写真はアバウトにやっちゃおうかな、なんて思ったりもしている。あえて整理せずに、メモリが写真でいっぱいになるまで整理しない。写真を撮ったらついでに撮り貯めた以前の写真も見る。何度も見る。それがおもしろい。どう考えても何が写っているのか分からない写真は削除するけれど、それ以外は手ぶれだろうが被写体ぶれだろうが、気にせずに撮り貯める。そういうのが貯まっていくと、あとでカメラで再生したときになかなか面白かったりする。
以前は一日撮ったらその分はすぐにハードディスクに転送して、メモリは空っぽにした。当たり前だけれどその方が画像を整理するのには楽だ。でも新しく買ったカメラは私の性格通りに扱ってみようと思う。なんとなくその方が楽しいのだ。ふとしたときにカメラの電源を入れて、撮り貯めている画像を眺めてみる。それだけで楽しいかもしれない。せっかく安く買えたカメラなのだから、しゃちほこばらずに使ってみたいじゃないか。

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