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2008年3月15日

きもちだから

アマゾンのほしい物リスト(ウィッシュリスト)が丸見えだったというニュースがネットを駆けめぐりました。幸い私は使い方が分からなかったので、何も登録してなくてセーフ。恥ずかしい物とか入れてなくてヨカッタヨカッタ。
今回の騒動、要はサービスを利用する側が、機能の真の意味を理解していなかったということになるのでしょうが、アマゾン側もそれを分かりやすく告知していなかったので、コトが大きくなったわけです。いくらネットで便利になったとはいえ、そこには文化の違いというものが厳然と存在していたという証明のような話です。

「そもそも、ほしい物リストは、アメリカの文化で、友人や家族にプレゼントして欲しいものをあらかじめリスト化する習慣に合わせてできた機能。公開して使うことが前提になっている」

実に合理的な習慣だとは思うけれど、利用している日本人にしてみれば「そもそも日本にそんな習慣はねーんだから、ちゃんと説明しろ」って事になるのは当たり前の話ですね。なにも知らない外国人に納豆を食べさせるときは、「たれか醤油をかけて、かき混ぜるように」って指示してから食べさせるのが良識ってもんでしょう。それを美味しいと思うかどうかは人それぞれなのだから、まずはひととおり説明するのがスジってやつです。アマゾンはそれに気付かなかったのか、甘く見ていたのかは分かりませんが、結果的に騒動に煽られるカタチで大慌てでほしい物リストのサービスを停止しました。(3月14日現在エラーになります)

日本の贈り物は、原則として「きもち」です。贈り手の気持ちをものに代えているのですから、受け取る側はあーだこーだ言わないのが暗黙の了解。もちろん相手が欲しがっているものを察して、それを贈ることができれば言うこと無しですが、基本は「きもち」。贈る側の心がこもっていればそれでよしなのです。実はこれ、もらう側の資質が試される場なのかもしれません。たとえ自分の欲しくなかったものでも、贈った人の「きもち」をくみとって満面の笑顔で受け取る。これが日本流の礼儀というものですもんね。

なんてことを書いたものの、欲しくないものをもらって笑顔を作れるような、出来た人間ではない私。書いてる人間がいちばん資質に自信がなかったりするわけで、そこんとこヨロシクです。

コメント(2)

で、と、

何が欲しいのかな?ん?
特に贈り物をする義務もないのだが・・・

ある人に聞いた話。
ちょー忙しい金融業界の人は、Q&Pコーワゴールド程度では
効かない身体になってしまい、ドッグマンってやつに走るらしい。
これすげー効くらしいよ。
怖いから使った事ないけど、体験レポプリーズ。
ドッグマン、小箱でも3千円超なのでおいそれとプレゼントできないから。

なんでもいいからください。出来ればもらっても邪魔にならないものが良いです。お布施なんて最高です。

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