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2008年7月 1日

沈まぬ太陽3 御巣鷹山篇
沈まぬ太陽4 会長室篇(上)
沈まぬ太陽5 会長室篇(下)
こういう本を読むと飛行機には乗りたくなくなってしまいます。少なからず企業というものには「裏側」が存在するとは思うのですが、この話が真実であれば本当に恐ろしいです。交通機関の安全に関する話はもちろんですが、歯止めが効かなくなった人間の姿を読むにつけウンザリしてしまいました。つくづく人間とは慣れてしまう生き物なのだな、と実感させられた次第です。もちろんこの小説は、やや主人公側の視点に偏っていることは否めないと想像させられますが、それにしてもまぁ・・・という感じですね。

「少年A」この子を生んで......―父と母悔恨の手記
この本を譲り受けたので読んでみました。たまたま秋葉原の事件の後に、この本を読む機会を得たので、そのあたりも気になりつつ読んでみました。
死刑廃止論議、少年法、加害者の人権、被害者サイドの救済、加害者の家族・・・。お国柄によっていろいろと考え方に相違があるんでしょうかね。「死刑の有無と凶悪犯罪発生件数に、相関関係はない」ってことらしいですが、私個人としてはそういう問題ではないような気がします。
飛躍しますが、実際に裁判員制度が始まったら、こういった問題についても世論に傾きが生じたりもするんでしょうか。


今月は4冊。今日からいよいよ2008年の後半戦です。今年に入って私の生活が大きく変わりました。ぶっちゃけ仕事ばっかりで楽しくない毎日です。8月に入ったら昨年取れなかった分も含めて、2週間以上休む予定です。土日も含めて都合18連休になる予定ですが、果たしてこの無謀な計画は達成できるのでしょうか?そもそもそんなに休んで何をやるんだ、俺は?旅行に行くわけでもないのに超長期休暇。休暇後に机が無くなってそうなヨカーン!

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