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2008年9月30日

「最近の天気予報はあてにならなくてこまっちゃうじゃんかぅぃよぉぅっ!!」でおなじみのえだまめっす。こにゃにゃちは。
仕事の都合でいつもよりちょっと早めの読書録エントリーッス。以前、自宅サーバーでブログをやってたときは指定日の投稿が出来たんですが、今のレンタルサーバーでは出来ないんで、1日早くやっちゃいます。
いやーしっかし、9月はたくさん読書するぞーなんて言っておいてごらんの通りッス。いやまったく面目ねえ!まったく面目ねえ!はい、おっぱっぴー。もうなにがなんだか・・・ッスね。

海辺のカフカ (上)
海辺のカフカ (下)
村上春樹氏の作品は初めて読んだのですが、なんともつかみどころが無いと言いますか、私のつかむ能力がないのか、正直なところサッパリ分かりませんでした。物語全体の雰囲気については好感が持てるのですが、肝心なところは一切謎のままであるため私は不完全燃焼でした。
私がこれを最後まで読むことの出来た要因としては、ナカタさんと星野青年の魅力に尽きるのであります。

ガリバー旅行記
私は暇なときにWikipediaを眺めるのが好きです。フリー百科事典と銘打たれているとおり、さまざまな事柄についての記事を読むことが出来るわけですが、従来からある紙媒体の百科事典と違い記事中にハイパーリンクが設けられている点がとても素晴らしい。こんなことは今さら私に説明されるまでもないでしょうが、今さらながら私はそう強く思うわけです。htmlという言語も百科事典のためにある言語ではないかと勘違いしてしまうほどです。
そしてあきらかに私の性格が災いしているのですが、あることを調べるためにAという記事を読んでいても、ついAの記事中にあるBについてのリンクをクリックしてしまい、Bを理解するために読んでいた記事中のCのリンクをさらにクリックしてしまい、これを繰り返すことで、気が付いたらAとはまったく関係のない記事を読んでいた・・・なんてことがよくあります。

だいぶ前置きが長くなりましたが、ある時Wikipediaをさまよっておりますと、ガリバー旅行記の記事を読む機会を得ました。ガリバー旅行記というと小人の国の話が有名ですが、私はこの物語について実際にその程度の知識しか持ち合わせていませんでした。ではせっかくの機会なので読んでみるかと思い立ったのです。
そしてさらに、この作品はかなり古いものであるため青空文庫で読むことが出来るのではないかと思い、探してみると見事にビンゴでありました。

そんなわけでガリバー旅行記を読んでみました。CLIEで読もうかと思ったんですが、最近電池の持ちが悪いのであきらめました。正攻法で紙に印刷することにしたのですが、テキストファイルをそのまま印刷したのでは、ルビやその他の問題があって非常に読みづらいのです。したがって、Microsoft Wordにコピペし、田沼英樹さん作の「青空文庫テキスト傍点ルビ変換マクロ」を用いて編集、さらに自分で読みやすいように整形し、最終的にはA4用紙に両面印刷を行いました。

青空文庫では再配布さらにフォーマット変更も許諾しているので、私がPDF化したものをここに置いておきます。もしガリバー旅行記を読みたい方や、お子さんに読んであげたい方がいらっしゃったら利用してみてください。(A4用紙で66ページ)

PDF版 ガリバー旅行記 ... (1.1MB)

2008年9月 1日

夏も終わりでいまさら感たっぷりの情報だけど、セブンイレブンで売ってる7プレミアム みかんシャーベット マルチが美味くて美味くてやめられねぇよおおぉぉぉふぃふぃひ、でおなじみのえだまめっす。こにゃにゃちは。

というわけで本日から9月です。もう8月は終わったんだぜ?いつまでもお祭り気分でいちゃあダメなだぜ。今日からはもう人生を充実させるための行動で我が身を律し続けるんだぜ!なんて心にもないことを言っちゃうわけですが、小中学生のエブリバデーは読書感想文を原稿用紙3枚分ちゃんと書いたんだろうな?最低2枚半以上は書かないと、えだまめ先生のミラクルパンチをお見舞いしちゃうぜ!

さて、感想文を2枚半以上も書く気などサラサラ持ち合わせていない不良中年えだまめですが、そもそも暑い季節は読書向きじゃないよな?ってことで、今月読んだ本は二冊・・・。
若者諸君!暑い季節は本なんか読むより表で遊べ!読書は「読書の秋」ってくらいなんだから、秋にすればいいんだろ!常識的に考えて!

デッドウォーター
メインテーマは死刑です。死刑を論ずるお話ではなく、死刑を題材としたフィクションの物語(サスペンス)です。
自分の職業への疑問、矛盾、不安。たいてい少なからず持ち合わせているものだと思いますが、こと拘置所職員で死刑を執行する立場にある方の場合、その他の職業に比べて精神的な負担の大きさは想像を絶します。哲学的な思考にもなるでしょうし、考えても仕方ないという思考にもなるでしょう。この方たちの苦痛が無くなる、せめて減らせるようなシステムが出来ればいいのですが、現実はなかなか難しいのでしょうか。無責任な理想論ですが、死刑に値するような犯罪が起こらない社会になることが、一番良いのでしょうね。
裁判員制度が始まる前に、きちんと考えてみないといけないのかも・・・と思う反面、我々一般の人々が持つ平均的感覚を持ち込む方が、裁判員制度の趣旨に合うのだろうかとも思います。難しいですね。

笑う山崎
ヤクザのお話。気楽に読ませていただきました。
花村作品特有の、暴力→セックス→恋愛というパターンで、花村作品が好きな人は安心?して読めるかと思われます。

9月はたくさん読書をするぞ!まぁ話半分で!

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